NFTで沖縄の自然を守りたい
NFTクリエイターyumyさんの活動理念です。
yumyさんはNFT収益の一部をサンゴの植え付けや海亀の保護団体に寄付したり、海のゴミを拾う“ビーチクリーン”を日課にしていたりと、自然を保護する活動を行っています。
しかし、そんな彼女にもNFTが売れなくて悩んだ期間や、コロナ禍に巻き込まれてひどく落ち込んだときもありました。
この記事はそんなyumyさんにインタビューを行い、NFTクリエイターとして活動する信念をまとめています。
NFTと出逢い、奇跡のような体験をして、仲間と巡り会えたひとりのクリエイターのお話です。
NFTクリエイターyumy
沖縄の海を愛するNFTクリエイター。東京在住だったが沖縄の海に惚れ込んで移住を決める。
NFTの売上でサンゴの植え付けをしたり、海亀保護の募金をするなど、熱心な環境保護活動がNFTコレクターたちからも共感を呼んでいる。
作品ページ:opensea.io/FishKanji
スタンドFM:https://x.gd/Bnu1y
マンガブログ:https://x.gd/9WCG9
NFTが好きなブロガー。
プロジェクト系よりも個人クリエイターが好き。
NFTクリエイターyumyさんとは
よろしくお願いします。まずはyumyさんが絵を描き始めたのっていつ頃からですか?
小学生から高校生までは漫画家を目指してたんですよ。
やっぱり小さい頃から絵というか、漫画を描いていたんですね。
そうですね。でも芽が出なくて。諦めてOLになりました。
yumyさんといえば「沖縄」って感じですけど、ずっと沖縄に住んでるんですか?
いえ、実は東京出身です。OL時代に友達と沖縄旅行でスキューバダイビングをして、海の魅力を知りました。それから沖縄病にかかっちゃって…
沖縄病?病気になっちゃったんですか!?
病気といえば病気ですね。寝ても覚めても沖縄のことしか考えられなくなることが「沖縄病」と呼ばれてますね。
なるほど。それが沖縄病なんですね。
はい。それで沖縄移住を決意して、今に至るって感じですねー。
その行動力がすごいですね。
NFTを始めたキッカケ
NFTを始めたのって何がキッカケなんですか?
キッカケは小学生の絵が数百万円で落札されたのを聞いてですね。
※2021年8月に380万円で取引された小学3年生のNFTアート。
≫Zombie Zoo Keepe ウィキペディア
それでインスタでもNFTができるって聞いて「インスタならやってみようかな」って思って始めてみたんですよ。
でもインスタってNFTに興味ある人、少ないですよね?
そうなんです。だからぜんぜんレスポンスがなくて、失敗しました。
Twitter宣伝枠で消耗
インスタではうまく宣伝ができないからTwitterをメインに変えたんですか?
そうですね。NFTやるならTwitterだって聞いて始めてみました。最初は右も左もわからずにキョロキョロしてましたね。
同じSNSでもぜんぜん違いますからね。
そうなんです。でもNFTの宣伝枠ってものがあることを知って、1日3回くらい宣伝枠にもガンガン応募してました。でもぜんぜんお迎えはありませんでしたね。
このまま続けても売れないじゃないんかと思って、もうやめようかなーって。そしたらフォロワーさんがお迎えしてくれたんですよね。
初のお迎えから怒涛のお迎えラッシュ
初のお迎えはクリンシーさん(@currikinson)でしたよね?
そうですね。最初にクリンシーさんがお迎えしてくれました。本当に感謝です。
クリンシーさんがお迎えしてなければ、NFTをやめましたか?
はい、やめてましたね。絶対に。
絶対ですか。
絶対ですね。だからめちゃくちゃ恩人なんですよ、クリンシーさんが。足向けて寝れないです。こっちは沖縄なんで、北向きに足を向けられませんね。
そのあとはクリンシーさんがお友達とかにも、DMで宣伝して広げてくれて。ポンポンとお迎えされるようになったんですよね。
DMで宣伝!すごいですね。応援団長じゃないですか。
本当ですよねー。とっても感動しました。大人になってからこんなに感動したことはなかったです。
NFTってただの売り買いだと思ってたのに、想像とはるかに違いました。
応援の素晴らしさにすごい感動してます。みなさんに感謝しかないです、本当に。
どうやって恩返ししていけばいいのか考えてます。でも結局は自分のNFTの価値を高めるしかないのかな、と思ってますね。
NFTを通じて自然保護活動をしたい
yumyさんってNFTの収益で募金もしてますよね?
そうですね。NFTの収益でサンゴの植え付けをしている方がいて、私も「これだ」と思って真似しました。
もともと沖縄にきて海を大切にしてほしいなって気持ちで、グッズをつくったり募金はしてたんですよ。だからNFTの収益で募金ができるのがすごくいいなと思って。サンゴの植え付けは1本5000円で高いんですけど、NFTの収益で募金するってなったらモチベーションも高くキープできてます。
そこまで自然を愛するのもスゴいですよね。サンゴの植え付け以外にもなにかされてるんですか?
そうですね。あとは海亀の保護活動をしてる団体にも募金しましたね。そしたらすごい喜んでくれたんですよ。「今度、事務所に遊びにきてください!」なんて言われて。
NFTでyumyさんが応援してもらって、その売り上げが自然を守るために使ってもらえる。応援の連鎖ですね。
ビーチクリーンが日課
yumyさんのTwitter見てたんですけど、すごいビーチクリーンしてますよね。
そうですね。毎日ではないですが、結構やってます。
なにかキッカケとかあるんですか?
コロナ禍になって外出もできない雰囲気になったじゃないですか。それでがんがんビーチクリーンするようになったんですよ。
それまでは台風のあととか年に何回かビーチがすっごい汚れるときくらいしかやってなかったんですけど、コロナ禍になってから運動不足の解消のためにビーチを歩くようになったんですよ。
そしたら細かいゴミが結構たくさん落ちてたんですよね。それでビーチクリーンしようって決めました。
なるほどね。運動不足解消のために始めた行動がライフワークになったわけですか。
ビーチクリーンをして気付いたのは生活ゴミが多いことです。ペットボトルとかお弁当とかお菓子のゴミとか。人間が落とさなかったらビーチは汚れないのになって思ったんですよ。人間が捨てなければビーチは汚れないのに、なんで捨てんの?って。
そのうちビーチクリーン団体の方とも仲良くなったので、Tシャツとかグッズとか作って啓蒙活動してます。
yumyさんのグッズが購入できるサイト
≫ttrinity.jp/shop/nagon/
海のためにもがんばろうって思ってます。
コロナ禍で感じた恐怖
さきほどの話にもでましたが、コロナ禍になって生活に影響はでましたか?
めちゃめちゃ影響がありましたよ、本当に。リアルにどうやって生活しようかなって追い込まれてましたから。
コロナ禍になって沖縄県もすっごい観光客が減ってしまいました。私はホテルとか観光地にグッズを卸してるんですけど、観光地やホテル自体が閉じてしまったりとか。路頭に迷いそうになって、初めて恐怖を感じましたね。
そうなんですね。それでもなんとか乗り越えた感じですか?
そうですね。うちのことを気に入ってくれてる人にネット販売で買ってもらえて、それでなんとか乗り越えたかなって感じですね。
NFTを始めて人生が変わった
コロナ禍で大変なこともありましたが、NFTを始めてなにか変わりましたか?
めちゃめちゃ変わりましたよー。まずNFT始めてから性格も変わりました。応援力が上がったというか。
応援力ですか。
そうですね。たとえば自己啓発セミナーとかに熱心な友達がいるんですけど、NFTを始めるまえは割と冷ややかに見てたんですよね。
でも今は本気でがんばれーって応援できるんです。
なるほど。NFTっていうニッチな分野に、yumyさん自身が挑戦してる賜物かもしれませんね。
そうですね。それにみなさんがNFTの世界を広めたいっておっしゃってる意味がわかった気がするんです。
新聞でもテレビでもTwitterでも暗いニュースが多い中、NFTの応援文化とかgiveの精神が広まれば、もっと世界は良くなるのかなって思います。
yumyさん自身を落ち込んだ状態から救ってくれたのがNFTだからこそ響く言葉ですね。
NFTを始めてから脇目もふらずに走っているので、暗いニュースが目に入らなくなったというのもあると思いますね。
今後はDAO活と新作作りに全力投球
yumyさんは今後新しい作品をだす形ですか?それとも既存の作品の横展開とか?
新作をつくっていきたいと思ってます。でもいまは作品作りを少し休んで、色々なプロジェクトにお邪魔して勉強してるんです。
おお、DAO活ってやつですね。どこのプロジェクトにいらっしゃいますか?
APP(Ao Panda Party)の蒼熊猫部屋にいます。実は私、相撲好きのすー女なんです。
すー女!相撲好きだったんですね。たしかにAPPの青熊猫部屋って相撲のお話が活発ですね。しかもyumyさん、会話の中心になってますね!
そうなんです。やっとDAOの楽しさもわかってきたところです。
相撲×沖縄×ハムスター=どすこい❣️ハム琉
PANDAOの相撲部屋に来てむかし描いてた「どすこい❣️ハム琉」って漫画を思い出したんです。それで公開したらウケたので、これでコレクションをやろうって決めました。
おお、新作コレクションですか。yumyさんらしい優しいキャラクターですね。
蒼熊猫部屋に行かなければこれでコレクションをやろうと思わなかったです。Aoさんの「アニメだから伝えられることがある」って言葉に感銘を受けて、私もいつかハム琉でアニメを作ろうと思います!
すごい。Aoさんがファウンダーでありながらアニメーターだから、学べることも多そうですね。
≫【伝説の対談】Ao×イケハヤ対談まとめ。あおぱんだパーティの魅力を凝縮
ハム琉は沖縄の最南端、ハム島の出身の設定です。だからハム琉を通じて沖縄のことやお相撲のことを伝えたいと思ってます。
NFTにはしないんですか?
実はNFTとしての販売も決まってます。
書道家の陣内雅文さん(じんじんさん)とコラボしてオークションを開催することになりました。
それは楽しみですね。今後はDAO活をしながら新作を作っていくのは忙しいとは思いますが、yumyさんなら笑顔で駆け抜けていくんだろうなあ、と思います。今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
まとめ|自然とNFTを愛するクリエイターyumyさんは、行動力の塊だった
NFTと出逢ったことで人生が変わったと言うyumyさん。NFTでも最初から順風満帆なわけではなく、心が折れそうになりながらも、仲間のおかげで走り続けることができました。
明るく温かいyumyさんの周りには、やはり温かい人が集うのだと、インタビューを通じて強く感じました。
yumyさんのツイッターをフォローして、「どすこい❣️ハム琉」の進捗や、最新の活動をチェックしましょう!
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