この記事はKimonoGirlファウンダー/マーケターのアクロスさんにインタビューしたものです。
KimonoGirlとはファウンダーのアクロスさんとクリエイターのりゃんさんが運営しているNFTコレクションです。
2人は2021年から参入した古参組。鉄火場状態の激動の時代からNFTの冬と呼ばれる現在まで、さまざまな出来事を経験されてきました。
日単位で流行が変わり、とても一筋縄ではいかないNFTへの挑戦。それでも2人だからこそ、乗り越えられたことは数多くあったと話されます。
世界的にも、2人組だからこそ成し得た革新は数多くあり存在します。
- アップル共同創業者: スティーブ・ジョブズ&スティーブ・ウォズニアック
- 20世紀最高の作曲デュオ: ジョン・レノン&ポール・マッカートニー
- 最も成功した投資パートナー: ウォーレン・バフェット&チャーリー・マンガー
あらゆる分野の革新は、刺激し合い、補完し合う「クリエイティブ・ペア」が生み出してきたと言われています。
この記事では2人の出会いやNFTを通じて得たもの、そしてこれからどこに向かって行くのか聞いてきました。
「1人では何もできないが、2人なら何でもできる」。この記事には、2人の挑戦の歴史が刻まれています。
\ 2人の作品はこちら /
NFTが好きなブロガー。
プロジェクト系よりも個人クリエイターが好き。
イケハヤさんのVoicyがキッカケでNFTに惹かれる
よろしくお願いします。さっそくなんですが、アクロスさんとりゃんさんがNFTを始められた経緯とか、キッカケなんかを聞かせてください。
よろしくお願いします。初めは2021年の7月8月ちゃうかな?イケハヤさんのVoicyでNFTって単語を聞いたとこからですかね。
あー、私もそうですね。イケハヤさんが当時1500万円くらいでクリプトパンクス買ったとかですよね。副業が目的だったから興味を持ったって感じですか?
そうですそうです。それで「すごい世界やな」と思ってました。でも、自分は絵を描かれへんし参入できへんなって思ってたんですよね。
でもなんか頭から離れない。でも投資目的だけで入ったら厳しいってのも聞いてたんで、やっぱりイラスト書いて販売するってのしか思い浮かばなかったんですね、当初は。
なので「もうそれなら描ける人探してこよ」っていう安易な考えでスタートしましたね。
その行動力がスゴい!まさに「軽率に行動」ってやつですね。
ですかね。それで2021年の 9月ぐらいから動き始めて10月には初めてNFTを出しました。
早いですね!
疑問なんですけど、副業目的だったら他にも全然選択肢があるじゃないですか。絵を描けないアクロスさんがNFTを選んだのはどうしてですか?
それで言うとTwitterのビジネスアカウントも持ってたし、ビジネス系youtuberもやってたんですよ。
おお、そうなんですね。
そうなんです。その流れもあって途中まではNFTとyoutubeを掛け持ちしてたんですよね。
で、やっぱりNFTの方がすごく忙しいのと「めっちゃ面白いな」と思ったんで、 そっからもうyoutubeの更新やめて、NFTの方に全部リソースを割いたって感じでしたね。
なるほど。なにがそんなに魅力的だったんでしょう?コミュニティとかですか?
そうですね。コミュニティといってもその時はディスコードもほとんどなかったんで、Twitterでの絡みがメインでしたね。
あー、そうですよね。
知ってる人も全然いなかったし、どう絡んででええかもよくわからなかったんで、初めは手探りで みんなと仲良くなってったって感じです。
NFTの人たちって、本当にあったかいなっていう印象がありますね。私もビジネス系っぽい真似事してた時期ありますけど、そのころは結構ストレス抱えてましたもん。
それはもう確実ですね。twitterで交流してても、なんか全然違うなっていう。
とりあえず 手を取り合って、この見えへん闇のトンネルを進んでいこうぜ!っていう流れがメチャメチャありましたね。みんな毎日毎日新しい情報を話してて、それに乗っかっていく、みたいな。それにクリエイターさんがくじけないように、応援投資で買ったりとかもね。
「点と点をつなぐ」じゃないですけど、その頃の交流は今にも絶対生きてますよね。
クリエイターりゃんさんとの出会い
アクロスさんとりゃんさんはどこで知り合ったんですか?
知り合いから紹介してもらった人なんですよ。「こんな人おるよ」って。で、絵柄を見してもらってすごくいいなと思ったんです。
それで「NFTっていうのがあって、デジタルアートを販売するんです!」みたいな説明で、「やりませんか!?」っていう風にお誘いしました。
おー、絶対あやしいと思われるやつですね。笑
そうですね。それまで販売してたわけじゃないし自分でも何するかわからんかったんで、トイプードルの耳くらいフワッフワの提案でした。
それでも晴れてコンビになったわけですね。
そうですね。これでやっと「スタートラインまで来たぞ」ぐらいの感じです。
それでも上手いこといったというか、運に恵まれたのか、うん。なんか、すごくありがたいなっていう感じですね。
りゃんさんと組めたのもそうですし、周りの方といいご縁があったんですね。
震えながらの初出品
初出品時の時の話を聞いてもいいですか?
うーん、なんかもうすごかったですね。まずね、手が震えるんですよ。こう、ミントするだけですけど。震えながらクリックするみたいな感じでしたね。
なるほど。それは2人組ってことも関係してますか?
してますね。イラスト自体はすごくいいものだと思ってるんで「これで届かへんかったら自分のせいやな」っていう風に思ってましたからね。
ファウンダー=マーケターですもんね。
そうですね。どれだけ1人でも多くの人に届けるのかが、自分の仕事やなと思ってたんで。
そうかー。マーケターとしては自分がイケると思ってる作品が売れなかったら自分の責任…。いやー、想像しただけですがプレッシャーで吐きそうです。
最初はそんなんでしたね。でもまあ、最初の作品もいいねしてくれてた人がお迎えしてくれて、本当にありがたかったですね。
ふむふむ。トントン拍子って感じですか?
そのあとも売れるまでちょっと空白期間とかあったんで、トントン拍子で行ったわけではないですね。ずっと「どうしたらいいんやろう、どうしたらいいんやろ」って思ってましたしね。
その頃ってNFTの宣伝はどうしてたんですか?
そうですね。宣伝する場所すらないし、スペースもない。宣伝ツリーみたいなのもあんまりなかったしです。
それってどうやって宣伝するんですか!?
自分のフォロー、フォロワー数の発信力でやるしかないっていう感じですね。でも知らんもん同士じゃないですか、みんな。絡んだりする時も、引用リツイートしていいのかどうかとか、そんなのも躊躇してましたね。
今よりずっと状況が悪かったんですね。でもだからこそ、その頃からの繋がりの人たちで、アクロスさんの周りって温かい雰囲気を感じるんですよねー。
それはあるかも知れないですね。その頃からやってる人たちはほとんど初期参入に近いんちゃうかなとは思います。だから付き合いも長いし、お互いの苦労も知ってますしね。
ジェネラティブへの思い
アクロスさんが始めた頃から見て、今の状況の変化って感じますか?
あの頃はわからんままでもなんとか動いてたなっていうのはあるんですけど、今はやっぱり動きにくくなりましたね。
それはどうして?
やっぱり作品が多い。供給量が増えているので、需要と供給のバランスが崩れてるなって。
なるほど。
やっぱりめっちゃ変わったんはジェネラティブです。ジェネのプロジェクト系がすごく多くなってますね。以前は1点物ばかりやったんで。
ジェネやってるプロジェクト系は大会社で、個人クリエイターは中小零細って感じです。
それこそジェネラティブをやろうとは考えなかったんですか?
あー、正直途中でやりたいって思ったことはありますね。
どうしてやらなかったんですか?
そんな簡単にできるもんじゃないっていうのと、走り出したら止められないんで様子を見てました。
なるほどねー。それはありますよね。
実はなかなかしんどい場面はいくつもあって「なんとかしたいな」っていうのはずっとありました。
それこそ無料とか格安が流行ったのはかなりキツかったのでは?
そうですね。その流れが主流のなか価格付けて出すっていうのは厳しくなって、個人でやるのがさらに大変やなって。
ですよね。
そのあとはOpenSeaのロイヤリティの問題とかも出て「もうジェネはできへんな」って思ったんです。
うんうん。
結局クリエイターに還元できないってなると、りゃんさんをしんどくさせるだけやし、やる意味ないなって。
なるほどー。色々と重なった結果、じっくり腰を据えて行くことを決めたんですね。
ですかね。今はジェネラティブを販売するんじゃなくて、メインの作品を引き立たせるようなオマケ的な感じで使えないかアイデアを考えてます。
クリエイター:りゃんさんへの質問
ーー絵を描き始めたのはいつですか?
幼少期からイラストを描くのが好きで、本格的に描き始めたのは中学生の時くらいからです!デジタルでイラストを描き始めたのは高校生になってからです(*^^*)
ーー絵を描き始めた頃、どんな絵を描いてましたか?好きなキャラクターとか漫画とかがあれば教えてください。
アニメのキャラクターの模写や二次創作をしていました。ボールペンや水彩色鉛筆が好きでした。色んなアニメやキャラクターが好きで、特定のものは選べないです。
ーー絵で仕事がしたいと感じた原体験はありますか?
仲良くしていただいていた方にアイコンをプレゼントした時に、すごく喜んでいただいて、私のイラストで喜んでいただける方がいるんだと気付いた時に、絵で仕事をしたいと感じました。
ーーNFTと出会ったキッカケはなんですか?
アクロスさんとの出会いですね!アクロスさんから、一緒にNFTをしようと声をかけていただいて、NFTを知ることができました。
ーーかなり忙しいと思いますが、時間の作り方で意識していることはありますか?
時間を作るのは苦手で、夜ひたすら寝ずに頑張る!という取り組み方です!そして、余裕が出来た時にしっかり睡眠をとります!!
ーー作品ごとにコンセプトやこだわりはありますか?
こだわりはぷにっとしたほっぺたと、きらきらした瞳です!可愛くて元気な女の子をコンセプトに描いてます。
ーーなるほど。お忙しいところありがとうございました。これからもがんばってください!
はい!ありがとうございます!!
KimonoGirlコレクションについて
- KimonoGirl
- KimonoGirl Lovers
- KimonoGirl Fairy
KimonoGirlコレクションを展開していった経緯を聞かせてください。
そうですね、まずはKimonoGirlをメインコレクションとしてやってる時に「息抜きで書きました」ってりゃんさんがだして来たのがKimonoGirl Loversです。
デザインの息抜きにデザインってすごいですね。
クリエイターの人って息抜きで絵を描くっていう人が多いみたいです。でも当時はめっちゃ衝撃を受けました。「あ、りゃんさんはほんまに絵を描くのが好きなんやな」って。
好きこそものの上手なれ、ですね。
次のKimonoGirl Fairyはファンデーションに出す時に生まれた作品ですね。
なるほど。プラットフォームの色に寄せたんですね。
それぞれ詳しく教えてください。
大人になったKimonoGirl。KimonoGirl Lovers:誕生秘話
それじゃあ、まずはKimonoGirl Loversですが、りゃんさんの息抜きから生まれたってどういうことなんですか?
それはですね、りゃんさんから「息抜きで描きました」「宣伝の告知かなんかの足しになれば」ぐらいのノリで出てきたんですよ。でも「いやいやいやいやいや。これ、そんなノリで終わらせるにはもったいないでしょ!」って思って、なんかできへんかなって考えたのがキッカケですね。
たしかに宣材で終わらせるのはもったいないですね。
でもコレクションを分けるっていうのが、当時は怖かったんですよ。
2つ目のコレクションを出すっていうことで、1つ目のコレクションを置き去りにするんじゃないか、フォロワーに不安を与えてしまわないかっていうのがありました。
セカンドコレクションの取り扱いは繊細ですからね。
そうなんです。だからめちゃめちゃ悩んで。
解決策はなんだったんですか?
このコレクションの絵柄自体が、ミニキャラが大人になった感じなんで「ミニキャラと繋げていこう」と考えました。
大人になったそのミニキャラたちは子供みたいなもんなんで、それが数年後、ちょっぴり大人になったらこんな感じになるよっていう繋がりを持たせよう、と。
なるほど!それだとストーリーが感じられますね。既存のホルダーさんも欲しがると思います。
そうなんです。繋がりさえ持てば、そのコレクションを置きざりにせずミニキャラが大人になった姿も見えるよっていう風に。それならホルダーさんも楽しいんじゃないかなって思ったんですよ。
ふむふむ。KimonoGirl Lovers誕生秘話ですね。
テーマは妖精。KimonoGirl Fairy:誕生秘話
KimonoGirl Fairyはどうやって生まれたんですか?
これはファンデーションに挑戦するって時に生まれた作品なんですよ。
ファンデーションって元々は招待を受けないと出品できないっていう、ステータス的な側面もあったんです。それでりゃんさんに「挑戦したいですか?」って聞いたら「挑戦したいです」って言うたんで「ファンデーションの作品ってこんなテイストで出すんですよ」っていうのを参考として全部見せて。それでチャレンジしようっていうことになりました。
ファンデーションっていうプラットフォームに作品を寄せていったんですね。
はい。でも着物ガールっていうブランドは残したい。でもちょっと自由度は持たせたい。それで「ほんなら、ちょっと妖精になろう」って。
妖精ですか!?
せっかくこうやって招待してもらったから、やっぱりファンデーションらしい作品を1枚ちゃんと書き込んでもらいたかった。で、ちょっと幻想的な感じにしようとってことで、妖精にたどり着くっていう流れですね。
なるほどねー。すぐに妖精って発想が出てくるのは、アクロスさんがマーケットを常にチェックしているからこそですね。
WAFUKUでかぶって大慌て!?
アクロスさんから作品の注文やデザインを発注したりするんですか?
ほとんどないです。全くないに等しいですね。あるとすれば、デザインがほかのNFT作品に似すぎているとか、ほとんど同じポーズになっちゃってるって時に変えてほしいって要望するぐらいですね。作品のクオリティ自体は信頼しているので。
へえ。話せる範囲で過去のエピソードを聞けますか?
そうですね。
待ち合わせのシチュエーションで相手が遅刻してしまって、ちょっとふくれている顔、すねている感じの顔。それで振り返って顔をぷくっとしているみたいな表情の構図があったんです。
ああ、わかります!男の子と女の子が待ち合わせしていて男の子が遅れて到着してきて「ごめん、待った!?」みたいなアレですね。
それです。それが他の方もちょうど同じようなポージングでNFT作品を出してたんですよ。
振り返って表情もぷくっとして、みたいな。口の感じとかが本当に一緒やったんです。
へえ!そこまで被ることがあるんですね。ちなみにどこの作品ですか?
WAFUKUさんのCrypto”WAFUKU” #001です。
NFTクリエイターのWAFUKUさん(@CryptoWAFUKUNFT)。
現在の主要な活動としてマーケターのSOLOさん(@solo_nftist)と組んで【WAFUKUジェネ】を展開している。
なんと!着物までかぶってる!!
そうなんです。もちろん着物の柄とか髪型は全然違うんですけど。でもちょっとその絵を見せて「すいませんちょっと違うポージングで」って直してもらいました。
2人組である強みと弱み
2人組でやっていることの強みや弱みってありますか?
そうですね。先に弱みの方からいくと、クリエイターが表に出にくい、クリエイターの声を届けにくいっていうのは弱みかなって思います。
なるほど。
僕が知ってるりゃんさんを皆さんになかなか届けられないっていうのが、すごく残念なんですよね。もっと見てもっと知ってもらいたい。なるべく出るようにはするんですけど、やっぱりクリエイターさんが自分で売り込みまでやってる人の動き方を見ると足りないと感じますね。
そうかー。たしかにスペースに登壇しまくってバンバン売り込みまでしているクリエイターさんとか「強いなー」と思いますね。
そうです。直接話ができるじゃないですか。その機会がすごく多いのは、まあファンがつきやすいのかなって感じますね、クリエイターさんの人柄自身にファンがつくっていうかね。
それでも着物ガールにはたくさんファンがついてるイメージですけど。
それなんですよ。うちの場合はコレクションとかイラストにファンがつくっていうイメージです。
あ、なるほど。りゃんさんやアクロスさん個人ではなくて、作品のファンってことね。
イメージ的にはそうですね。それでもりゃんさんの絵柄が好きとか、人柄が好きって言っていただけてはいるんですけど。最近はスペースもして「りゃんさんってこんな人なんや」ってわかってもらえてきてる感じはありますね。
そうかー。誰が作ったかって大事ですからね。ストーリーで物は売れますし。
はい。だからクリエイターの人間味というか人柄を出していくっていうのは、2人組だと苦労するんかなって思います。
2人組である強みとは
2人組の強みはなんですか?
たくさんあるんですが、まずは作業の分担ですよね。クリエイターはクリエイトを続けられるし、マーケターもしっかり告知や宣伝もできるし、だから「安心して見てもらっていいですよ」みたいな感じですかね。
たしかに継続の面でも安定感は桁違いですよね。
うん、その継続できるっていうのと、コンスタントに作品を出していける。あとは忙しすぎて体調崩す方が多いんで、そういうのも軽減されてるかな。
多忙すぎて体調を崩して辞めちゃう人もいますもんね。
それにマーケター面から言うとしっかり情報を追うことができるんで、ファンアートに参加したりとか逆に声かけてもらったり、どこかの展示に飾りに行けるとかね。
ただでさえNFTの界隈って流れが早いですからね。1人だと情報が追い切れないのはわかります。
あと、メンタル面でいくとマーケターが一種のクッションになってると思います。
クッション?
クリエイターさんに直接ダメージがいかないってことですね。いったとしてもこっちでクッションになってるから軽減できる。
たとえば作品を作ったとしても宣伝をしっかりやらないと売れないじゃないですか。だから僕の責任でもあるわけですよね。マーケター側にも責任はできますから。それはクッションにはなるんじゃないかなと思いますね。
あー、なるほど。売れないことで自責思考に陥ってしまうことが軽減できますね。たしかにそれは大きい。
そうですね。そういう意味でのクッションです。
それにやっぱり今の作業ペースだとそこは2人か2人以上かでやらないと無理というか、僕は無理やなと思いましたね。ここまでの宣伝や告知のマーケティングを活動しながら、さらに絵を描けと言われると、無理やなって思います。
この活動を1人で、しかも本業があってやるとか無理ですね。
逆に言うと1人で全部やってる人ってすごいんですよね。経験値もすごい多いんだろうけど。経験値を得るためには敵と戦ってダメージも受けるから、いろいろと強くないと無理だと思います。
なるほどね。アクロスさんとりゃんさんは2人組のメリットを最大限に発揮して活動しているのがわかりました。
りゃんさんについて
アクロスさんから見て、りゃんさんの魅力はどんなところですか?
唐突ですね!
2人組の方には必ず聞いているんです。
なんか恥ずかしいな。
まずクリエイティブ面では最初に見たのがミニキャラだったんですけど、ひと目見た時からすごく魅力を感じるミニキャラやったんですね。
ふむふむ。
それで「すごく可能性ある人やな」ってまず思ったのと、幅広い絵柄ですね。ミニキャラだけじゃなく大人になったところや美麗な1枚絵も描けるところ。その絵の幅の広さがすごいなって思いました。
たしかに。ミニキャラから大人、妖精まで描いてるのに全部しっかり“りゃんさんの作品”ですもんね。
そうなんです。偶然に会った人がこんなにすごい。本当にすごい人と出会ったな、って思いますね。
それとチャレンジする気持ちがすごい。僕からも難題っていうか「こんなんやりますか?」、「あんなんやりますか?」って聞くと「やってみたいです!」って答えてくれるのですごく助けられました。
自分の作品はこれだからとかって固執することなく、僕の依頼にも忠実に…、忠実どころかいつもそれ以上のものが返ってくるんですよ。だから毎回毎回驚かされますし、ワクワクしてますね。
チャレンジしてくれるのもありがたいのと、体力的に強い面があるなっていうのも助かってますね。体調崩す人をよく見てるんですけど、りゃんさんは今までないんですよね。この期限でって言ったら間に合わせてくれるんです。
それはすごい!地味だけど期限が守られるのって本当に心強いですね。
ずっと体調を崩さず、弱音も吐かず続けてきてくれてるんで本当にありがたいし、すごいと思います。
アクロスさんが1番のファンだってことは伝わりました。
冬の時代でも2人だから乗り越えられる:KimonoGirlコレクション
最近のNFTアートの市況は厳しいと思いますけど、その辺はどう考えてますか?
そうですね、厳しいですね。そういうのもちょっと話したんですよ、りゃんさんに。「今は厳しい状況でオークションの価格も上がらへんし、もしかしたら入札すらないかもしれませんよ」って。
全く販売しないのは僕的には避けたかったんで、ちょっと販売ペースは落としながらやっていこう、でもそうやって販売しても価格はつかない可能性はありますよ、って。
そしたら「全然大丈夫です」って返事をもらえて、気持ちが楽になりましたね。
なるほど。
この冬の市況でオークションの価格も落ちてるんですね、ちょっと前に比べると。それでりゃんさんのメンタルがやられへんかなって心配になってたんですけど、全然そんなこともなかったですね。
メンタルも強いんですね。
話したりする感じやと、すごく可愛らしい感じの人なんですよ。だから全然そんな風には見えなかったんですよね。
アクロスさんへの信頼なんだと思いますよ。市場をちゃんと分析してくれて、 宣伝もしっかりしてくれてるっていう信頼感。だからりゃんさんはクリエイトだけすればいい、あとは任せておける。
そうなんですかね、でもそうなら嬉しいですね。でもまあ、焦らずに攻めれるっていうスタンスに変わりましたね。
今の状況でそれを言えるって武器だと思います。本当にいいコンビなんですね。
NFTの冬と言われててもイベントなんかは盛り上がってますしね。だから焦らずにコツコツとやっていきます。
そうですよね。アクロスさんとりゃんさんのこれからのご活躍を楽しみにしてます。今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
\ 2人の作品はこちら /
コメント