発展途上国のアーティストが正当に評価される世界を作りたい
KOUGA_NFTが目指す世界です。
KOUGAは発展途上国で金銭的問題により学校に通えなかったけど、絵を書くことが好きで独学で学んだアーティストによって作成されたNFTです。
KOUGA_NFTのファウンダー、Akiraさんは「場所や年齢などによる格差をなくして正当に評価される世界を作りたい」と言い、活動をされています。
そんなKOUGA_NFTのファウンダーAkiraさんへインタビューを行い、KOUGA_NFTのこと、Akiraさんのこと、発展途上国のアーティストの実情を聞いたものを記事にしました。
この記事にはKOUGA_NFTの魅力だけでなく、ファウンダーAkiraさんの熱い想いがたっぷりと詰まっています。
この記事を読めばNFTはただのデジタルデータではなく、社会課題を解決する武器になりうることがわかります。

Akira
KOUGA_NFTのファウンダー
「発展途上国で将来の夢があるが、金銭的問題で実現が難しい方をNFTやブロックチェーンを通して正当に評価される世界を作りたい。」
OpenSea:≫KOUGA_NFT
Twitter:@akira_cryptoo
Discord:≫discord.gg/dVrck4xqk4

NFTが好きなブロガー。
プロジェクト系よりも個人クリエイターが好き。
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KOUGA_NFTとは


よろしくお願いします。早速なんですが、KOUGA_NFTはいつから運営されてるんですか?




始動し始めたのは2022年3月~4月頃ですね。その時期からTwitterも始めてます。
発展途上国の方がデザイナーなんですもんね?




そうですね。内訳としては4名中3名の方がフィリピンのアーティスト、1名がナイジェリアのアーティストです。絵を描くこと以外は僕がやってる感じですね。
ゲームギルドが元になりプロジェクト発足
どういった経緯で今のチームを組むことになったんですか?




元々はゲームギルドで知り合いました。それに私自身がゲームギルドで会社を建てて経営しているというのがあります。
なるほど。じゃあAkiraさんは本業でゲームギルドを運営しているわけですね。




はい。その中で出会ったアーティストに話を聞いてみると、フィリピンで絵で生活していくのは難しいとか、仕事で月に稼げても15,000円とか、アーティストたちには切実なお金の課題がありました。


でも作品をNFTで販売すればグローバルにリーチできるので、正当に評価されるのではないかと思い、始めましたね。
その行動力や想いが素晴らしいですね。


発展途上国では仮想通貨が必要不可欠
日本人で仮想通貨に触れてる人って一部のギークな人たちだと思うんです。でも発展途上国では仮想通貨が一般的なんですか?




完全に逆ですね。日本よりも発展途上国の方が仮想通貨口座の開設率は高いです。


というのも、発展途上国の人は普通の銀行口座を持てません。だから仮想通貨の口座を開設するんです。
なるほど。切実な現実があるんですね。




仮想通貨なら海外への送金も数分、下手すれば数十秒で送れます。今では当たり前にやってるけどすごい技術ですからね。


日本での仮想通貨は投機的部分が大きいんですけど、発展途上国としては生活インフラ的に必要という部分が大きいんだと思ってます。


ナイジェリアだと若者の3分の1くらいが失業してるので、仮想通貨のトレードやNFTゲームで生活したいって方もいらっしゃいますね。
リープ・フロッグ現象
リープ・フロッグ現象(leapfrogging)とは、途上国が最先端技術を導入することによって、既存技術で成長を遂げてきた先進国よりも、さらなる発展を遂げる現象です(別名で「リープ・フロッグ型発展」と呼ばれることもあります)。
また「リープ・フロッグ現象」という名称は、発展の度合いが、まるでリープフロッグ(「カエル跳び」の意)の様子に似ているところから名づけられています。
リープ・フロッグ現象の一例としては、アフリカで浸透したスマートフォンの事例が挙げられるでしょう。
アフリカはもともと固定電話も普及しておらず、情報インフラも未整備だった状態から、先進テクノロジーである「スマートフォン」および情報技術を導入しました。結果、通話機能の利便性のみならず、インターネットなどのモバイルサービスにおける利便性も一挙に獲得することに成功しています。
※≫HiPro Biz [ハイプロ ビズ]より引用
KOUGA_NFTでチキンが食べれた、学費が払えた








絵が売れて学費が払えたとか、チキンが食べれたとかツイートを見かけました。そういうのを見るとすごいプロジェクトだと思います。




そうですね。チキンの方は直近で洪水があったみたいで、働くのが難しい状況だったけど、報酬を送ったことでチキンが食べれたみたいですね。
1週間くらい洪水だったんですよね。




チキンのツイートした方はそうですが、もう1人のフィリピンに住んでた方は12月頃はずっと停電してたって話も聞きましたね。
12月ずっとですか…。




クリスマスの時も停電してたって言ってましたね。
うわぁ…。




フィリピンのその地域だけかもしれませんが、電力会社が1社しかないから利便性が悪いってことがあるみたいですね。
なるほど。ほかにもNFTが売れて機材を買えたってツイートを見かけました。




機材が買えてかなり絵のクオリティが上がってますよね?




そうなんです。そうなんですよね!


最初の作品は背景も無地が多いんですけど、no.20番を超えてからは背景も鮮やかになりさらにカッコよくなってます。
なるほど。成長物語というか、自分が買ったNFTの売り上げで作品のクオリティに反映されるのも嬉しい要素ですね。学費が払えた話とかもすごくいいですね。




いいですよね。今はテスト週間みたいです。
フィリピンでの交流
実際にアーティストの方に会ったりするんですか?




フィリピンのNFTイベントに行ったんですが、アーティストの方は遠くて会えませんでした。マニラから車で11時間とかかかっちゃうので。
それは遠いですね…。




でも動画作成してくれた方には会えましたね。
動画作成してくれる方もいるんですね。


「こういうのを作って」ってお願いして作ってもらうんですか?




原案みたいなのを話して作成してもらってます。それで何回か修正してもらって完成ですね。
KOUGAのユーティリティは3つ


KOUGANFTのユーティリティを聞いてもいいですか?




はい。ユーティリティは3点あります。
ほかプロジェクトのAL配布


おお、有名プロジェクトばかり!


KOUGAはまだまだオーナー数も増え切っていないので、ALの当選率も高いんじゃないですか?ほかのプロジェクトだと倍率100倍以上とかザラにありますしね。




そうですね。特に桃源郷はすごい人気でしたが、当選率はかなり高かったと思いますね。
コレクターにとってはAL配布は大きなユーティリティですよね。


実店舗で割引サービスを受けれる
店名 | 受けれるサービス | 場所 | SNS、Web等 |
---|---|---|---|
![]() ![]() 肉バル・アヒージョ Trim 北浦和店 | 飲み放題 | 埼玉県さいたま市 浦和区元町2-4-4 | @trim_kitaurawa HOT PEPPER |
![]() ![]() 焼肉ホルモンたけ田 新宿店 | ドリンク1杯無料 | 東京都新宿区 歌舞伎町1-16-1 今宮ビル4F | HOT PEPPER |
![]() ![]() 炭良ホルモン | ドリンク1杯無料 | 東京都江東区 住吉2-3-7 イーストk`sビル1F | @sumi_horumon HOT PEPPER |
![]() ![]() mogu mogu スパイスカレー&デリ | ドリンク1杯無料 | 神奈川県相模原市 中央区富士見5丁目2-20 | Instagram 食べログ |
NFTがパスポート代わりになるのはいいですね。なんか自分がイケてるおじさんになった感じがします!




イケてるおじさん…、ですか?(苦笑)


でもそう言ってもらえるのはありがたいです。今後はもっと店舗数を広げていこうと思ってます。
NFTを持つことで社会課題への関心を示せる


KOUGANFTを持っていることがかっこいいとかクールとか、社会課題に関心があるツールにしていきたい、そういうプロジェクトにしていきたいと思ってます。まだ願望的な部分も大きいんですけど。
それ、めちゃめちゃカッコいいですね。多分、そうなっていくと思いますよ。なんかAkiraさんを見てたらそう思っちゃいます。




そうですか?でも本当にそうしていきたいですね。
本当にそう思いますよ。だってこうやってAkiraさんと話してたら、KOUGA_NFTが欲しくなってきましたもん。


※実際にインタビュー後に買いました。


KOUGANFTはコラボも豊富












こうしてみると、KOUGA_NFTはほかのアーティストさんとコラボしたりも盛んですね!




そうですね。作品の認知度を上げるためにも、色々と施策を打ってます。
KOUGA_NFTのデザイン


作品のリリースペースはどんな感じなんですか?




通常なら1ヶ月で4〜6個くらい新作だしてますね。
こう言ったらあれなんですが、KOUGA_NFTはデザインで売れ行きが変わりませんか?たとえば女性の作品ならすぐ売れるとか。




それはありますね。この作品は結構長く売れ残ったんですが、デザインにタバコがあるからという説はありましたね。




だからデザインによって興味関心が変わっていく事実はあると思ってます。
難しいところですよね。あまりユーザーに寄せすぎて女の子ばかりになっちゃうのもプロジェクトのイメージが崩れますもんね。




そうなんですよね。だからそこのバランスを取りながらデザインは考えてます。
作品の統一感をだすためには
Akiraさんが作品の原案を注文しているんですか?




最初はある程度の型を提示して、それに基づいて作成してもらってます。だから4人のアーティストでも統一感をだせてますね。
たしかに。全体的に見ると「KOUGA_NFT」という作品の統一感がありますもんね。




複数のアーティストがチームになってるので、絵柄が違うのは当たり前ですけど、いい意味でそれも魅力なんですね。
KOUGA_NFTのマーケティング戦略


Akiraさんはマーケティングをひとりでされてるんですが大変じゃないんですか?
SNSの発信やスペースもすごいされてるので、燃え尽きたりしませんか?




そうですね。SNSは基本的に見る専門だったので、そこへの抵抗感はありましたね。あとはスペースとかもやったことなくて。


初めて7月にやって「やっぱり向いてないな」みたいに思って。でも11月くらいに「やっぱりやらなきゃな」と思ってやってますね。
自分を変えたんですね。週何回もスペースやってますよね?




そうですね。多い時は週5,6回やってました。最近は週2,3回ですね。
スペースをすることで認知度は上がりましたか?




上がりますね。僕もそうなんですけど、やっぱりツイートの文章って読むのが面倒臭いですからね。


だからスペースで、声で喋ることで、どういうプロジェクトなのか認識してもらえると思ってます。ツイートの140字で収めるのは難しい部分がありますからね。
なるほど。文章はいくらでも取り繕えますからね。NFTは誰から買うかも重要な要素ですから。ドブ板営業って言葉を用いている方もいますね。




構図としてはそうかなって思いましたね、途中で。
ストーリーで買われるというか、手売り販売的な感覚ですよね。




そうですね。Web3だけどWeb1的というか、泥臭くやるのが大切だと感じてますね。
ほかにもマーケティングの面で心がけてたことはありますか?




Twitterアカウントを使い分けるようにしてますね。


最初はプロジェクトのアカウントだけだったんですけど、個人のアカウントも運用するようにしました。


プロジェクトの方は企業のTwitterみたいになったので、個人のTwitterは想いを伝えるようにしてます。
NFT購入者は日本人がメイン
プロジェクトのTwitterアカウントでは英語での発信もされてましたが、海外の方も買ったりされてるんですか?




giveawayしたものだと海外の方もいますけど、買ってくれるのは日本の方だけですね。


日本人の1枚絵は海外の方にはほとんど買われないんです。いくつかの大成功例があるくらいですね。
なるほど。1枚絵の流動性は低いので投機目的の海外勢は買わないでしょうしね。




ですね。投機目的だとKOUGA_NFTのプロジェクト的には相反する感じになってしまいます。だからKOUGA_NFTは日本の方が長期的に運用するには相性がいいと思ってます。
KOUGA_NFTの今後の展開


今後の展開はどうするとかありますか?




そうですね。まずはコレクションを伸ばし、あとは提携店舗も増やしたいです。ほかにはアパレルみたいなフィジカル的なものをちょっとやってみたいと思ってます。


NFTのアパレルグッズを出したいとか事業をやりたい方がいらっしゃったので、そこと提携することもあるかも知れません。


あとはちょっと話が長引いてるんですが、NFTを画廊に飾ってもらって、そこで得た収益の何%かを寄付してもらうのもやっていきたいと考えています。
すごいですね。Akiraさんが引っ張っていくならKOUGA_NFTはまだまだ伸びるでしょうね。




ありがとうございます。まだ先の展開ですが、KOUGAは発展途上国のアーティストの方達が発信したり、発表する場所になればいいのかな、なんて考えています。


だからKOUGAのプロジェクトを用いて、絵を描いてくれる人をもっと増やしていきたいと考えています。


でも人によってはクオリティの問題、それにマネジメントの問題もあるので、今は4人って形になってますね。
KOUGA_NFTの販売価格
NFTの価格設定ってすごく難しいと思うのですが、固定価格0.1ETHでずっとやっていくんですか?




実はオークションは何回かやったことがあって、それは今後もやりたいと思ってます。でも固定価格を上げることは考えていないですね。


このプロジェクトは幅広い人に持っていただきたい、でもある程度の共感をしていただきたいという想いがあります。


0.1ETHという価格はちょっと高いというか購入しづらい価格ではあるけど、無理すれば届かない価格ではないと思ってます。


アーティストへの還元を考えると、ある程度の金額の大きさは必要です。でも価格を上げすぎて期待値が上がりすぎちゃっても良くないかな、と。


例えば0.2ETHで出しても何回かは売れるとは思います。だけど、それよりも0.1ETHで幅広い人に持ってもらいたい。
そう考えると0.1ETHの固定価格がバランス的にも良いんですね。




そうですね。オークションはやるけど、売り方としてはこれがいいと思ってますね。
なるほど。KOUGA_NFTの今後の展開には個人的にもすごく興味深いですし、とても期待しています。
今日はありがとうございました。




こちらこそありがとうございました。
まとめ|KOUGA_NFTは「冷」と「熱」が混在している、とても魅力的なプロジェクトだった


KOUGA_NFTファウンダーのAkiraさんへの取材は以上となります。
Akiraさんへ取材をして感じたのは、緻密な計算や販売戦略を立てる冷静さ、発展途上国のアーティストを世に出したいという熱い想いが混在しており、そこがとても魅力的だと思いました。
この記事を読んでKOUGA_NFTが気になった方は、OpenSeaとAkiraさんのTwitterをぜひチェックしてみてください。


Akira
KOUGA_NFTのファウンダー
「発展途上国で将来の夢があるが、金銭的問題で実現が難しい方をNFTやブロックチェーンを通して正当に評価される世界を作りたい。」
OpenSea:≫KOUGA_NFT
Twitter:@akira_cryptoo
Discord:≫discord.gg/dVrck4xqk4
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